むすび野菜の考え方



むすび農園では生産者と消費者が直接つながる、「提携」という形で野菜を販売しています。お申し込みいただいたご家庭に年間を通じて野菜セットを継続的にお届けします(毎週、または隔週)。消費者は継続的に農家の農生活を支え、農家は継続的に消費者の食生活を支えます。共に豊作を喜び不作を乗り越える、そんな家族のような関係でもあります。これにより、小規模有機農家が安定して農業を続けることができ、食べる方の健やかな心身を育み、しいては日本の食、そして自然環境を守り育むことができると考えています。

※提携とは、日本で30年以上も前から行われています。生産者と消費者が協力して有機農業をすすめる活動で、日本から始まり、海外でも「TEIKEI」「CSA: Community Supported Agriculture地域が支える農業」として広がっています。



近年、農薬と化学肥料を使った野菜が「普通の野菜」になっていますが、何千年という農業の歴史からすると、農薬や化学肥料が使われ始めたのはほんの4050年前。無農薬の野菜は「特別な人の特別な野菜」ではなく、「全ての人の当たり前の野菜」です。自然の恵みをそのままいただく、という消費者のご理解により、本来の野菜をご家庭へお届けすることができます。



「市場価格」は需要と供給のバランスによって大きく変わりますが(他地域が不作であるほど高値がつき農家が喜ぶという悲しい市場原理です)、「提携」は生産者と消費者が直接つながっているため、安定した価格で野菜を継続的にお届けできます。

また、季節によって野菜の量・種類は変化しますが、価格は一年間定額でお届けします。例えば夏や秋はたくさんの野菜(2500円以上のものが入ります)がとれ、端境期(季節と季節の間)は種類や量が少なくなります。



メニューを決めて野菜を買うのではなく、畑に合わせて料理をする。そんなちょっとした工夫と転換が必要になります。野菜は自然のものですので、季節や天候、病害虫などによって収穫量や収穫期間が変わります。けれども「照りゴマ、降り小豆」というように、雨の多い年は小豆がよくとれ、晴れの多い年はゴマがたくさんとれるというように、すべてを同じだけ収穫できなくとも、自然界ではなにかしら良くとれるものです。季節によっては同じ種類の野菜が続くこともありますが、レシピを共有しながら、豊かな野菜生活を楽しんでいきましょう。



むすび農園では農薬・化学肥料・除草剤を使わないのはもちろんですが、できるだけ地元で手に入るものを中心とした堆肥やぼかし肥を使っています。畑に定植後は露地栽培で、雨水で育てています。ビニールハウス栽培は温度管理などができますが、幸いにも気候に恵まれた地域ですので、自然の暑さや寒さの中で強く健やかな野菜を育てたいと思っています。

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